下関競艇の8月4日(全12レース)を集計しました。勝ち方は逃げが最多で、1コースは6勝・1着率50%と中心的な成績だった一方、風速区分では4m以上で1コース勝率が100%という目立つ差が出ました。
開催概要
対象は全12レース、天候は晴れ、風向は南東と東が混在しました。決まり手では逃げが最も多く、3連単の払戻分布は中央値が低めで万舟も複数出ています。
進入コース別の傾向
1コースが6勝・1着率50%で最上位でした。
| 進入コース | 出走数 | 1着数 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 平均ST |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1コース | 12 | 6 | 50% | 83.3% | 91.7% | 0.143 |
| 2コース | 12 | 3 | 25% | 58.3% | 66.7% | 0.142 |
| 3コース | 12 | 2 | 16.7% | 16.7% | 58.3% | 0.148 |
| 4コース | 11 | 0 | 0% | 0% | 18.2% | 0.162 |
| 5コース | 11 | 1 | 9.1% | 45.5% | 54.5% | 0.155 |
| 6コース | 11 | 0 | 0% | 0% | 18.2% | 0.185 |
1コースは出走12で6勝、3連対率は91.7%と高く、1着率2位の2コース(25%)との差は25ポイントありました。平均STは2コースが最速の0.142で、コースごとの出走母数はほぼ同じため、1コースの優位性が目立ちました。
決まり手別の傾向
逃げが5件・41.7%で最多でした。
| 決まり手 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 逃げ | 5 | 41.7% |
| 差し | 3 | 25% |
| まくり差し | 2 | 16.7% |
| 抜き | 1 | 8.3% |
| 恵まれ | 1 | 8.3% |
逃げの件数が最も多く、次点は差しの3件(25%)です。逃げ以外の決着は合計で7件あり、イン逃げに偏らないレースも散見されました。
風向・風速と1コース成績
4m以上の区分で1コース勝率が100%と、風速で明確な差が出ました。
| 風速区分 | レース数 | 1コース勝利数 | 1コース勝率 |
|---|---|---|---|
| 1~3m | 8 | 2 | 25% |
| 4m以上 | 4 | 4 | 100% |
風速4m以上は4レース中4勝で1コース勝率100%、一方1~3mは8レース中2勝で勝率25%と、区分間の差は75ポイントです。ただし4m以上のレース数は4件のため、母数の違いは留意点です。
スタートタイミングの傾向
最速STの艇は16件対象で、うち1着数6・1着率37.5%・3連対率75%でした。
最速STが絡むレースは3連対率が高く、上位進出との関連が見られますが、すべての勝敗を説明するわけではありません。
展示タイム順位と成績
展示1位の1着率は30.8%で、3連対率は76.9%と安定していました。
| 展示順位 | 対象艇数 | 1着数 | 1着率 | 3連対数 | 3連対率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 13 | 4 | 30.8% | 10 | 76.9% |
| 2位 | 13 | 3 | 23.1% | 7 | 53.8% |
| 3位 | 13 | 3 | 23.1% | 7 | 53.8% |
| 4位 | 14 | 2 | 14.3% | 5 | 35.7% |
| 5位 | 12 | 0 | 0% | 5 | 41.7% |
| 6位 | 4 | 0 | 0% | 2 | 50% |
展示1位は13艇中4勝で3連対率が高く、展示1位と2位の1着率差は約7.7ポイントにとどまります。展示上位が舟券圏内に残る例が多い一方、展示6位など母数の少ない区分は結果の幅が大きめです。
3連単人気補正の傾向
平均人気補正15.75・中央値3で、人気決着と伏兵決着が混在していました。
3連単人気補正=3連単人気順位-1です。1番人気決着は0、10番人気決着は+9となります。艇・選手単位ではなく、確定した3連単組み合わせ単位の指標です。
全体集計
| 対象レース数 | 平均3連単人気順位 | 平均人気補正 | 人気補正中央値 | 最大人気補正 | 1~3番人気件数 | 10番人気以上件数 | 30番人気以上件数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 12 | 16.75 | 15.75 | 3.0 | 53 | 6 | 5 | 4 |
勝利コース別
| 勝利コース | 対象レース数 | 平均3連単人気順位 | 平均人気補正 | 人気補正中央値 | 最大人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1コース | 6 | 7.83 | 6.83 | 1.5 | 34 |
| 2コース | 3 | 11 | 10 | 2 | 28 |
| 3コース | 2 | 33.5 | 32.5 | 32.5 | 36 |
| 5コース | 1 | 54 | 53 | 53 | 53 |
決まり手別
| 決まり手 | 対象レース数 | 平均3連単人気順位 | 平均人気補正 | 人気補正中央値 | 最大人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| まくり差し | 2 | 42 | 41 | 41.0 | 53 |
| 差し | 3 | 11 | 10 | 2 | 28 |
| 恵まれ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
| 抜き | 1 | 37 | 36 | 36 | 36 |
| 逃げ | 5 | 9.2 | 8.2 | 2 | 34 |
風速別
| 風速区分 | 対象レース数 | 平均3連単人気順位 | 平均人気補正 | 人気補正中央値 | 最大人気補正 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1~3m | 8 | 23.75 | 22.75 | 28.5 | 53 |
| 4m以上 | 4 | 2.75 | 1.75 | 1.5 | 4 |
全体では1~3番人気決着が6レース、10番人気以上決着が5レースあり、人気だけで結果が決まらない場面が多めでした。平均と中央値の差も大きく、一部の大きな伏兵決着が平均を押し上げています。
人気補正で目立ったレース
最大人気補正は+53(6Rの3連単54番人気)でした。
| レース | 3連単 | 3連単人気 | 人気補正 | 勝者 | 勝利コース | 決まり手 | 払戻 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6R | 5-1-4 | 54 | +53 | 上平真二 | 5コース | まくり差し | 12,480円 |
| 8R | 3-2-5 | 37 | +36 | 木下雄介 | 3コース | 抜き | 8,320円 |
| 5R | 1-4-5 | 35 | +34 | 丹下将 | 1コース | 逃げ | 12,500円 |
| 2R | 3-6-1 | 30 | +29 | 大塚雅治 | 3コース | まくり差し | 9,960円 |
| 4R | 2-1-6 | 29 | +28 | 山本稔太朗 | 2コース | 差し | 7,590円 |
| 10R | 1-4-2 | 5 | +4 | 井本昌也 | 1コース | 逃げ | 1,150円 |
| 3R | 2-1-3 | 3 | +2 | 飛田江己 | 2コース | 差し | 910円 |
| 11R | 1-2-4 | 3 | +2 | 重成一人 | 1コース | 逃げ | 850円 |
6Rは5コースからのまくり差しで54番人気が決着し払戻は12,480円でした。人気補正は3連単組み合わせ単位の指標で、特定の決着が大きく補正を上げています。
払戻と荒れ具合
払戻中央値1,030円で、万舟は2本出ています。
| 払戻区分 | 件数 |
|---|---|
| 1,000円未満 | 6 |
| 5,000~9,999円 | 3 |
| 1万円以上 | 2 |
| 1,000~4,999円 | 1 |
平均払戻は4,641円に対して中央値が1,030円と差があり、一部の高額払戻が平均を押し上げる分布になっています。件数では1,000円未満が6件と最も多く、極端に高い払戻と小幅な払戻が混在しました。
高額払戻レース
3連単1万円以上は2レース、最高払戻は12,500円でした。
| レース | 勝者 | 艇番 | 進入 | ST | 決まり手 | 3連単 | 払戻 | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 5R | 丹下将 | 1 | 1 | 0.17 | 逃げ | 1-4-5 | 12,500円 | 35 |
| 6R | 上平真二 | 5 | 5 | 0.08 | まくり差し | 5-1-4 | 12,480円 | 54 |
5Rは1コースからの逃げで12,500円、6Rは5コースからのまくり差しで12,480円と、決まり手も勝利コースも異なる形で高配当が出ています。
進入の傾向
この日は4レースで進入変更が確認されました。
進入変更のあるレースはレース表に示された通りで、複数艇の入れ替わりが見られたケースもあります。
モーター成績と勝者
勝者のモーターは幅広く、当地勝率や全国勝率に差がありますが、特定モーターだけで結果が偏ったわけではありません。
高額払戻レースの勝者モーターは31(丹下将、5R)と42(上平真二、6R)で、それぞれ当地勝率や2連対率の数値が示されています。
次回チェックしたいポイント
- 風速4m以上の少数レースで1コースが安定している点を継続観察する。
- 3連単10番人気以上の決着が多かったため、人気割れの発生条件を確認する。
- 展示1位の3連対率が高い点を、展示数と組み合わせて見る。
- 高額払戻が複数出たため、レースごとの決まり手と進入の関係を照合する。
当日の傾向まとめ
下関の当日傾向・重要ポイント
最重要傾向:1コースが6勝・1着率50%で中心になり、風速4m以上では1コース勝率が100%でした。
注目ポイント
- 逃げが最多で5件・41.7%を占めた。
- 展示1位は1着率30.8%・3連対率76.9%と好成績。
- 3連単の人気補正は平均15.75・中央値3で、10番人気以上決着が5レースあった。
- 払戻中央値は1,030円だが平均が4,641円と差があり、万舟は2本出ている。
- 高額払戻は2レース(5Rと6R)、勝ち方も異なっていた。